第77回 見学会報告
「東洋水産㈱ 館林工場」(2026年1月)
2026年 02月 06日訪問先: 東洋水産㈱ 館林工場
日時 : 2026年1月20日、14:00~16:00
対応者:真喜屋 常務、金山 副工場長(案内)
参加者:16名(内 科学技術者フォーラム会員10名)
概要 :
東洋水産㈱は1953年に築地において創立され、1956年から魚肉ハム、ソーセージ等の加工食品の生産を始め、1961年から即席メンを世に出した。そして、1962年に制定した「マルちゃん」の商標で世に知られている。
また、米国、メキシコ、における子会社名はMaruchan Inc.としている。
関東工場は東京ドームの2.7倍の敷地において主に即席メンの生産をしている。代表的な製品は「赤いきつねうどん」と「緑のたぬきそば」である。従業員は約400名、製造ラインは6本、3シフト24時間操業で日に100万食以上の生産をしている。
自然環境の保護に配慮し、照明はLED、屋上緑化、資源リサイクル、ビオトープの構築に努め、Smiles for Allを合言葉に努力している。
生産ラインの様子は見学通路よりガラス窓越しに見学した。小麦粉をこねて生地を作る所を始め、鰹節、煮干し、昆布等でダシをつける、引き伸ばす、蒸す、油で揚げる、容器に詰めて閉じる、印刷、箱詰め、包装、運搬において多くの工程が自動化されている。人が行うのは検査が主であるが、速く流れる製品の品質の判別は正にプロ技だ。商品として不良と判断されたものは動物の餌として有効利用されている。
最後にお土産話を一つ:
工場の主力製品の一つは緑のたぬきソバであるが、工場の近くにある茂林寺はかの有名な文福茶釜の伝説の地だそうである。
感想:
カップ麺の製造ラインでは細かな工夫がなされ、安全に、確実に、製造されているのに驚いた。また、和食麺(うどん、そば)のインスタント麺を最初に生産したのが東洋水産である事は新たな知識であった。
報告:市吉