科学技術者フォーラムH30年2月度セミナー案内「日本における食品安全施策の課題」〜HACCP規制導入での小売業のスタンス〜
2018年 01月 30日科学技術者フォーラムH30年 2月度セミナー(第188回)のご案内
「日本における食品安全施策の課題」
〜HACCP規制導入での小売業のスタンス〜
大阪府立大学 21世紀科学研究機構 客員教授
(食品安全科学研究センター&微生物制御科学研究センター)
(一社)新日本スーパーマーケット協会シニア・アドバイザー
(食品安全技術マネジメント研究所「食品安全技術専門会議」委員長)
元・国立大学法人 東京海洋大学大学院教授 (食品流通安全管理専攻)
農学博士 日佐 和夫 氏
HACCP は食の安全を管理する国際的なシステムで、今後制度化が予定されています。
これは、アベノミクスで計画されている2030年度に農産物1兆円を輸出するためにも(EUへお輸出には必須です)重要なシステムです。
日佐先生に、HACCPの具体的な手順(原則、対象、要求事項、文書体系等)、また、具体的な例、誤解を生じやすい点、農林省と厚生省の考え方の違い等も講演してもらえることになりました。さらに、制度化された後の課題についても触れて頂きますので、将来の食品の安全の管理について、概要を理解することが出来るようになると思います。
食品の安全は全ての人に関連するテーマだと思いますので、是非参加して頂ければ、と思います。
また、会員以外でも、このテーマに興味がある方にもセミナーを紹介して頂ければ、と考えています。
1. 日時:平成30年 2月17日(土) 14:00 〜 16:50
講演終了後近くの会場で参加者の懇親を目的に懇親会開催します(19時頃まで)。
2. 会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」5F第4講習室
(JR大井町駅中央改札出て左直進、ヤマダ電気裏側)
地図:http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
3. 講演要旨
HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析(Hazard Analysis)し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという重要管理点(Critical Control Point)を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生 管理の手法です。
この手法は 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
この詳細について、以下の流れで説明します。
1.HACCP12手順7原則
1)わが国におけるHACCPの最近の動向概要
2)HACCP12手順7原則の解説
2.HACCP制度化をめぐる諸問題
1)HACCP制度化
2)国際規格(ISO、GFSI:FSSC、JFS規格)
3)Codex : HACCPガイドラインの疑問
4)EU水産食品製造施設規則の疑問
5)HACCPシステムと他の規格
3.HACCP規則後の課題
4.参加費 下記、会場でお支払いください。
5.参加申込:下記の申込書に記入して、セミナー担当の碇貴臣宛メールでお申込みください。
TEL,FAX:04-7179-5280 E-mail:ik-3780@trust.ocn.ne.jp
*尚、講演中の写真撮影などは、ご遠慮願います。
*************セミナー参加申し込み ***************
<科学技術者フォーラム(STF)平成30年2月度セミナー(第192 回)参加申込書>
●お名前: (ふりかな: )
●所属(会社,事務所、団体):
●メールアドレス:
●TEL: FAX:
●参加区分:
・科学技術者フォーラム(STF)正会員、学生 1,000円
・BCC-NET会員、NPO-BIN会員、ティー・エムレポート会員、経営支援NPOクラブ会員、異普奇会会員、生体環境保全交流会会員、千葉県加工技術研究会会員、表界研会員、BEST-JAPAN研究会、NPOエルダーシステム、その他の友好団体 1,500円
・一般(紹介者: ) 2,000円
●懇親会:参加 不参加 (いずれか残す)
●領収書(講演会)の必要有無: 有 無 (いずれか残す)