科学技術者フォーラムH29年8月度セミナー案内「マテリアルライフの評価技術とその周辺」
2017年 07月 25日科学技術者フォーラムH29年 8月度セミナー(第182回)のご案内
「マテリアルライフの評価技術とその周辺」
クレスール(株)取締役(元ダイプラ・ウィンテス株式会社 社長) 木嶋 芳雄 氏
我々が、日常使用している各種マテリアルには、寿命(ライフ)があります。これらのライフはどのような方法で、どのように決めているのでしょか?
特に評価が難しいのが、長期間の耐久性です。耐久性試験は、時間との戦いです。講演者は、元所属していた会社で、これらの性能を評価する方法と機器を開発・上市し、現在多くのユーザーに使用されています。
その内容を中心にその周辺の状況を解説して頂き、また評価に関する最近の関連情報を紹介して頂きます。
非常に興味深いお話しをしていただきますので、是非多数のご参加をお願い致します。
1.日時:平成29年 8月19日(土) 14:00 〜 16:50
講演終了後近くの会場で参加者の懇親を目的に懇親会開催する予定です。(19時頃まで)
2.会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」5F 第2講習室
(JR大井町駅中央改札出て左直進、ヤマダ電気裏側)
地図:http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
3.講演概要
★屋外向け用途で新製品を開発・上市した。しかし、3年後にクレームがついた! 「ユーザーに対する技術の対応が他社より遅い」! 「どうしたらよいのか」! 「どこに原因があるのか」!など、など、開発者にとっては、頭の痛い問題である。
★プラスチック・塗料・金属など各種マテリアルからなる屋外人造物は、経過時間により変化する。これらの寿命を評価する項目は数多くある。その中で試験方法の一つである材料や構造物の耐久性予測のための耐候性評価技術が、他社との差別化や品質管理のためにますます重要となってきている。
★「耐候性」とは何か? 変化(劣化)させる要因とは? どのような規格や試験、評価方法が存在するのか? 試験するにあたってのポイントや注意点などを解説する。
★「耐候性」に関する基礎的なことを理解していただき、発生する現象を色々な角度から見られるような観察力、基礎技術力を高めるヒントを紹介したい。
本講演は、演者が、メタルハライドランプ方式の試験機や表面界面物性装置「サイカス」の開発・製作・販売を大日本プラスチック及びダイプラ・ウィンテス時代に約20年間行った経験をもとに紹介したい。
〔講演目次〕
1.人造物は変化する!
2.耐久性とは何か?
3.ライフ(寿命)と耐久性の関係は?
4.「たいこう性」とは何か? 何故必要か!
5.有機物の劣化要因は? 光、熱、水
6.耐候性はどんな項目で評価されるのか?
7.耐候性の評価試験には、どのような方法があるのか?
8.耐候性試験に関して間違われやすい一般概念
9.企業におけるクレームと規格試験の位置づけ
10.人工促進耐候性試験は、時間の短縮化が勝負!
11.試験方法には多くの規格があるが、規格とは? 何故必要なのか!
12.耐候性試験はバラツキが多い!! その原因は?
13.耐候性試験は、金食い虫?
14.「見えない」ところを「見える化」する技術の紹介
「見える化」することによって、多くのヒントや対策が得られる!!
4.経 歴
昭和38年 山形大学工学部応用化学科卒業
同年 大日本プラスチックス(株)入社、 技術研究所長、機能機材事業部長を歴任
平成8年 ダイプラ・ウィンテス?代表取締役社長就任、
平成20年 同社退職
平成20年 クレスール? 取締役 現在に至る
所属学会等 マテリアルライフ学会 監事 、表界研 代表幹事
日本塗装技術協会 会員
得意分野:耐候性関連評価技術
5.参加費 会場でお支払いください。
・科学技術者フォーラム(STF)正会員,女性、学生 1,000円
・BCC-NET会員、ティー・エムレポート会員、経営支援NPOクラブ会員、NPO-BIN会員、
異普奇会会員、生体環境保全交流会会員、千葉県加工技術研究会会員、表界研会員、
BEST-JAPAN研究会、NPOエルダーシステム、その他友好団体会員 1,500円
・一般 2,000 円
*講演中の写真撮影などは、ご遠慮願います。
6.参加申込:下記の申込書に記入して、セミナー担当の 佐熊 範和 宛メールまたはTELでお申込みください。
TEL:090-1995-5570 E-mail:kumasan-pp@jcom.home.ne.jp
*************セミナー参加申し込み ***************
<科学技術者フォーラム(STF)平成29年 8月度セミナー(第182回)参加申込書>
●お名前: (ふりかな: )
●所属(会社,事務所、団体):
●メールアドレス:
●TEL: FAX:
●参加区分:
・科学技術者フォーラム(STF)正会員、学生 1,000円
・BCC―NET会員、NPO−BIN会員、ティー・エムレポート会員、経営支援NPOクラブ会員、異普奇会会員、生体環境保全交流会会員、千葉県加工技術研究会会員、表界研会員、
BEST-JAPAN研究会、NPOエルダーシステム、その他の友好団体 1,500円
・一般(紹介者: ) 2,000円
●懇親会:参加 不参加 (いずれか残す)
●領収書(講演会)の必要有無: 有 無 (いずれか残す)