H26年7月度セミナー案内「ナノファイバーで何ができるの?」
2014年 05月 12日 科学技術者フォーラムH26年7月度セミナー(第145回)のご案内
「ナノファイバーで何ができるの?」
株式会社ゼタ 代表取締役 高橋 光弘 氏
(www.ksp.or.jp/k-forum/forum/ex/pdf/201211/zetta.pdf)
高温、高速空気を使用するMAS(Melt Air Spinning)によってナノファイバーを大量生産する技術が世界で初めて開発され、それで量産されるPP、PETなどのナノファイバーを使用する様々な応用が展開されています。
本セミナーでは、その開発技術を解説していただくとともに、そのナノファイバーを利用する吸音材、断熱材、吸油材、汚染水処理材などの応用について紹介してもらいます。
大学発のベンチャーとして認定されたもので、興味あるお話が聞けると思います。是非多数のご参加をお願い致します。
1.日時:平成26年 7月 5日(土) 14:00 〜 16:50
講演終了後近くの会場で講師を囲んで懇親会開催(19時頃まで)
2.会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」5F 第3講習室
(JR大井町駅中央改札出て左直進、ヤマダ電気裏側)
地図:http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
3.講演要旨
2002年に起きたイラク戦争でNano-filterが使用され、非常に効果があったことを契機に世界各国でNanofiberの大量生産方式の研究が開始された。この時使用された方式が電界紡糸法(Electro Spinning)であった。日本でも2006年年から東工大でNEDOプロジェクト「Nano Fiber Project」がスタートした。ところが、2010年頃から電界紡糸法では爆発の危険性も相まって大量生産は不可能であるとしてほとんどの研究機関や企業が研究開発から撤退した。我が国の「Nano Fiber Project」は、2011に終了し、その年に株式会社ゼタを設立した。その後、2年を経て「Nano Fiber Project」をベースにしたMAS(Melt Air Spinning)方式を開発した。この方式は電界紡糸法のように静電気を利用したものではなく高温高速AIRだけを使用したシンプルな構造を持っている。しかし、本方式でNanofiber大量生産の実現が可能となった。本方式は、ポリマーを膨潤するために溶媒を用いたものと熱で溶融するものの2種類に大別される。
本講演では、MAS方式で生成されるNanofiberを使用した応用例を紹介する。
4.経 歴
1980年3月 広島大学電気工学科卒業
1980年3月 明電舎入社
1982年3月 松下寿電子工業入社(OA製品開発に従事)
2006年6月 NEDOナノファイバープロジェクトにPanasonicから参加
2009年8月 Panasonicを退社し、東工大研究員となる。
2011年11月 株式会社ゼタを設立
2012年7月 東工大ベンチャー称号を取得
5.参加費 会場でお支払いください。
・科学技術者フォーラム(STF)正会員,女性、学生 1,000円
・BCC-NET会員、ティー・エムレポート会員、経営支援NPOクラブ会員、NPO-BIN会員、
異普奇会会員、生体環境保全交流会会員、千葉県加工技術研究会会員、表界研会員、
BEST-JAPAN研究会、その他友好団体会員 1,500円
・一般 2,000 円
*講演中の写真撮影などは、ご遠慮願います。
6.参加申込:下記の申込書に記入して、セミナー担当の木村 芳一 宛メールまたはFAXでお申込みください。
TEL,FAX:045-301-2563 E-mail:yt.kimura@sea.plala.or.jp
*************セミナー参加申し込み ***************
<科学技術者フォーラム(STF)平成26年 7月度セミナー(第145回)参加申込書>
●お名前: (ふりかな: )
●所属(会社,事務所、団体):
●メールアドレス:
●TEL: FAX:
●参加区分:
・科学技術者フォーラム(STF)正会員、女性、学生 1,000円
・BCC―NET会員、NPO−BIN会員、ティー・エムレポート会員、経営支援NPOクラブ会員、異普奇会会員、生体環境保全交流会会員、千葉県加工技術研究会会員、表界研会員、
BEST-JAPAN研究会、その他の友好団体 1,500円
・一般(紹介者: ) 2,000円
●懇親会:参加 不参加 (いずれか残す)
●領収書(講演会)の必要有無: 有 無 (いずれか残す)
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