H26年5月度セミナー案内「ここまで来た内視鏡の現状と将来」―世界に誇る医療機器―
2014年 04月 08日科学技術者フォーラム H26年5月度セミナー(第143回)のご案内
「ここまで来た内視鏡の現状と将来」―世界に誇る医療機器―
オリンパスメディカルシステムズ株式会社 第2開発本部長 斉藤 吉毅 氏
世界的な老齢化に伴う医療機器産業分野は、世界的にも今後急成長が期待され、
日本でも国家戦略上も重要成長産業として位置付けられています。
日本生まれの内視鏡は、その性能的な的な優位性と高い信頼性により、世界的にも
独占的な地位を占め、その基盤技術の応用としても、多くの進化と拡大を遂げています。
今回は、そのトップリーダーのオリンパスメディカル(株)の斎藤開発本部長を
お招きし、その現状と将来について詳しく講演いただきます。
皆様方のご参加をお待ちしております。
1.日時:平成26年 5月9日(金) 14:00 〜 16:50
講演終了後近くの会場で講師を囲んで懇親会開催(19時頃まで)
2.会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」4F 第4講習室
(JR大井町駅中央改札出て左直進、ヤマダ電気裏側)
地図:http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
3.講演要旨
医療福祉の発展に伴い全世界的に高齢化が進展する中で、医療機器市場は大幅に拡大すると期待されている。(*1) 政府も医療機器産業に大きな期待を寄せ、日本経済の成長の担い手と位置付け「日本再生戦略」(*2)や、「医療イノベーション5 ヵ年戦略」(*3)などを次々に打ち出してきている。2013年4月には、アベノミクスの中でも、成長戦略第1弾の発表の中で、医療サービスや医療機器の輸出など「医療の産業化」に関わる項目を多く取り上げ、医療関連産業を日本の成長戦略の中核産業と位置付けている。
今後を期待されている医療関連産業の中でオリンパスメディカルシステムズ(株)が展開をしている内視鏡は、消化器のがんの診断から治療まで実施できる機器として、今や、欠くことのできないものとなっている。開発当初、胃の中を視る装置として開発をされてきた「胃カメラ」が、今日では、消化器の外科手術のイノベーションに大きく寄与する医療デバイスとなっている。日本発の医療機器であり、世界の中で重要な役割を担っている内視鏡が、昨今の消化器外科手術に貢献してきたイノベーションは、以下の2つである。
? Dr の手と目を消化管内へ入れることができるようになった。
? Drの手と目を腹腔内へ入れることができるようになった。
この2つのイノベーションについて、これまでに発展をしてきた内視鏡について紹介をすする。また、技術課題や今後の動向についても説明する。
*1 医療機器産業ビジョン2013 H25,6,25 厚生労働省 作成資料から
*2 日本再生戦略「閣議決定2012,7,31」から
*3 医療イノベーション5 ヵ年戦略2012,6,6 内閣官房 作成資料から
4.略歴
1984年 3月 東京工業大学工学部機会物理学科卒業
1984年 4月 オリンパス光学(株)入社 超音波内視鏡の開発に従事
2001年 4月 オリンパスメディカルシステムズ(株)
超音波ビジネスユニット長⇒開発・販売・製造戦略担当
2004年 4月 同 医療商品企画部長
2006年 4月 同 第2開発本部長
2008年 4月 OLYMPUS AMERICA 転勤
Vice President and Chief Technology Officer
同年 GyrusACMI 勤務(兼務) Executive Group Vice President
2010年 10月 オリンパスメディカルシステムズ(株)へ帰任
第2開発本部長
5.参加費 会場でお支払いください。
・科学技術者フォーラム(STF)正会員,女性、学生 1,000円
・友好組織会員(BCC−NET、ティー・エムレポート、経営支援NPOクラブ、
NPO−BIN、異普奇会、生体環境保全交流会、千葉県加工技術研究会、表界研
BEST−JAPAN研究会、NPOエルダーシステム、その他 1,500円
・一般 2,000 円
*講演中の写真撮影などは、ご遠慮願います。
6.参加申込:下記の申込書に記入して、セミナー担当の児山 豊 宛へメールまたは
FAXでお申込ください。
TEL,FAX:03-3843-1670 E-mail:y.koyama@4306.bell-net.ne.jp
*************セミナー参加申し込み ***************
<科学技術者フォーラム平成26年5月度セミナー(第143回)参加申込書>
●お名前: (ふりかな: )
●所属(会社,事務所、団体):
●メールアドレス:
●TEL: FAX:
●参加区分:該当組織を丸で囲んでください。
・科学技術者フォーラム(STF)正会員、女性、学生
・友好組織会員
BCC―NET、NPO−BIN、ティー・エムレポート,異普奇会、
経営支援NPOクラブ、生体環境保全交流会、千葉県加工技術研究会、
表界研、BEST−JAPAN研究会、 その他の友好組織
・一般(紹介者: )
●懇親会:参加 不参加 (いずれか残す)
●領収書(講演会)の必要有無: 有 無 (いずれか残す)