H24年11月度セミナー案内「ものの見方、考え方をかえると、そこに夢がある」
2013年 09月 26日 科学技術者フォーラムH25年11月度セミナー(第137回)のご案内
「ものの見方、考え方をかえると、そこに夢がある」
一般社団法人 発明学会 専務理事中本 繁実 氏
知的財産立国を目指す我が国において重要なのが知的財産権ですが、そのもととなる発明をどのように発想し、権利化し、活用するか、がポイントとなります。これまでの大きな発明には多くのドラマが隠されています。今回、これまで発明に関して多くの講演や著作で有名な発明学会の中本専務理事に、これまでの発明の様々な事例をもとに、発明の発想の仕方や知財の権利化の方法、活用方法、実用化までのポイントについて具体的に面白くお話いただきます。
これまでの様々な発明にまつわるドラマの内輪話など、興味深い内容の紹介や、もっとも重要な発想の仕方についての独自のアイディアの紹介などもいただきます。
発明にご興味のある皆様のご参加を期待いたします。
1.日時:平成25年11月12日(火) 14:00 〜 16:45
講演終了後近くの会場で講師を囲んで懇親会開催(19時頃まで)
2.会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」5F第3講習室
(JR大井町駅中央改札出て左直進、ヤマダ電気裏側)
地図:http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
3.講演要旨
● 既成の概念をそのままだ、と思い込んではいけない
「1+1=2」です。数学の世界では、そうなるのだ、と先生に教えてもらいました。また、多くの人がそうだ、と思っています。
「物理の法則」でも、「定理」でも、みんなそうです。それらはみんな私たちの先輩が大変な苦労をされて確立したものです。
ところが、型にはまった固い頭の中からは、ユニークな作品は生まれてきません。
たとえば、「針の糸を通す孔は針の上にあるものだ」と、いった考え方をかえなければ、下に孔を開けた「ミシン針」は生まれなかったでしょう。
だから、「こうしたら」といったトッピな考え方をつけ加えると、必ずしも、そうではなくなることもあります。
● 日本は、土地も狭く、資源も少ない国、だからタダの「頭(あたま)」を使おう
日本は、土地も狭いです。資源も少ない国です。そのため、他の国の変動によって一喜一憂を余儀なくされています。
それなら、知識がたくさんつまっている「頭(あたま)」、「脳(のう)」をたくさん使いましょう。いくら使ってもタダです。
発明に興味をもてば、人は、誰でも毎日の生活が楽しくなり、人生を明るく暮らすことができるようになります。
それを続けてください。自信作は、商品化が実現して、生活を便利にしてくれます。しかも、多くの人を笑顔にしてくれます。
●「Uターン思考」のすすめ/具体的な課題(問題)が見つかる
具体的な課題を見つけるにはどうすればいいのか、それは、誰も教えてくれません。
そこで、私は、そのルールとして、「Uターン思考」を教えています。
ある現象から、腹が立つことや悩みが生まれたりします。
そういったときに「どうしたら腹が立たないようになるか」といって、Uターン的に考える方法です。
世の中が進めば進ほど、「ああー、よかった」と、いった感情は少なくなります。
逆に「ああー、いやだ」、「腹が立つ」と、いった不快情緒の方が多いと思います。
1日中「ああー、楽しかった」といったことより、不平、不満、立腹、心配の方がずっと多いと思います。
それは「具体的な問題」があるから起こることです。
その問題を解決すればいいのです。それが「発明」です。
4.経 歴
1953年(昭和28年) 長崎県西海市大瀬戸町生まれ。
長崎工業高校卒、工学院大学工学部卒、1979年社団法人発明学会に入社し、現在は、
発明配達人として、講演、著作、テレビなどで「わかりやすい知的財産権の取り方・生
かし方」、「わかりやすい特許出願書類の書き方」などの指導を行っている。
わかりやすい解説には定評がある。
座をなごませる進行役として、恋愛などのたとえばなし、言葉遊び(ダジャレ)を多用し、それを体全体で表現し、学生、受講生の意欲をたくみに引き出す講師(教師)として活躍している。
洒落も、お酒も大好き。
数多くの個人発明家に、成功ノウハウを伝授。発明・アイデアの指導の実績も豊富。
東京日曜発明学校校長、工学院大学非常勤講師、多摩美術大学非常勤講師。
家では、非常勤お父さん。
がくぶん通信講座「アイデア商品開発講座」講師
1級テクニカルイラストレーション技能士。職業訓練指導員。
著書に「発明・アイデアの楽しみ方(中央経済社)」「はじめて学ぶ知的財産権(工学図書)」「発明に恋して一攫千金(はまの出版)」「発明のすすめ(勉誠出版)」「これでわかる立体図
の描き方(パワー社)」「誰にでもなれる発明お金持ち入門(実業之日本社)」「はじめの一歩
一人で特許(実用新案・意匠・商標)の手続きをするならこの1冊 改訂版(自由国民社)」「発明・特許への招待(日本地域社会研究所)」「やさしい発明ビジネス入門(日本地域社会
研究所)」「まねされない地域・企業のブランド戦略(日本地域社会研究所)」、「発明魂
(日本地域社会研究所)」「知的財産権は誰でもとれる(日本地域社会研究所)」「環境衛生工学の実践(日本地域社会研究所)」、「これぞ特許出願秘伝の書(中央経済社)など多数。
監修に「面白いほどよくわかる発明の世界史(日本文芸社)」「売れるネーミングの商標出願法(日本地域社会研究所)」がある。
5.参加費 会場でお支払いください。
・科学技術者フォーラム(STF)正会員,女性、学生 1,000円
・BCC−NET会員、ティー・エムレポート会員、経営支援NPOクラブ
会員、NPO−BIN会員、異普奇会会員、生体環境保全交流会会員、
千葉県加工技術研究会会員、表界研会員、その他友好団体会員 1,500円
・一般 2,000 円
*講演中の写真撮影などは、ご遠慮願います。
6.参加申込:下記の申込書に記入して、セミナー担当の市吉 修 宛メールまたは
FAXでお申込ください。
TEL,FAX:042-761-7318 E-mail:osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp
*******セミナー参加申し込み *****************
<科学技術者フォーラム(STF)平成25年11月度セミナー(第137回)参加申込書>
●お名前: (ふりかな: )
●所属(会社,事務所、団体):
●メールアドレス:
●TEL: FAX:
●参加区分:(該当するものに○印をつけてください)
・科学技術者フォーラム(STF)正会員、女性、学生 1,000円
・BCC―NET会員NPO−BIN会員、ティー・エムレポート会員、経営支援NPOクラブ会員、異普奇会会員、生体環境保全交流会会員、千葉県加工技術研究会会員、表界研会員、その他の友好団体
1,500円
一般(紹介者: ) 2,000円
●懇親会:参加 不参加 (いずれか残す)
●領収書(講演会)の必要有無: 有 無 (いずれか残す)