第137回STF交流会報告(2022年11月度)
2022年 12月 07日第137回 2022年11月度 科学技術者フォーラム交流会報告
日 時:11月12日(土)13:30~16:30
場 所:新橋生涯学習センター ばるーん205号室&WEB
参加者:会場 8人+WEB 6人 計14人
■ビジネス支援・会員活動
演者:佐藤 敏夫 氏(STF会員)
テーマ 1:「これからの飛行機はどうなるか」
(1)空飛ぶクルマ
・ドローン型(短距離~30Km)、飛行機型(長距離~200Km)、オスプレイ型が開発中。
・形態:eVTOL機が急激に進化している(電動:モーター、電池の発達による)。
・静寂性:高度150mの時津城で60dB程度と言う実験値がある(ヘリより静か)。
・eVTOLとヘリコプターとの違い:周囲にVポートより高いビルがあっても垂直離発着ができる(ヘリコプターはできない)。
・実用化:2025年にスタート、2050年に122兆円の市場になる予想あり。
・機体、インフラ(法整備、空中の通路設定、Vポート、保険、管制等)、事業提案(エアタクシー等)が必要。
・エアタクシーの予想コストは約800円/Kmなので実用化可能性大。また、離島への物流配送等には時間的に有利。
(2) 脱炭素化と未来の飛行機
・日本国内の運輸でのCO2排出量18,800万t、飛行機は2.8%だが、成層圏を飛んでいるので、オゾンホール等の環境影響は未知数。
・CO2排出ゼロにするにはH2燃料の必要があるが、課題がまだ多い。
テーマ2「天才起業家の幼少期に興味ありませんか?」
・イーロンマスク氏などの幼少期の環境。
・モンテッリーソ教育(0~6歳、6歳~12歳、12歳~18歳、18歳~24歳で教育内容を変える)へのコメント。
・人とは違う事を認める教育が必要。
・移民の受け入れの必要性などについて、ディスカッションをした。
【報告:碇 貴臣】